Blog Katie Styleのブログ

小学生が感じたある日の料理教室2020.9.1

夏休み最後の日曜日。

 

小学4年生の娘が

Katie styleの動画を見て

習いに行きたい、と言うのですが

行ってもいいですか。

と連絡をいただきました。

 

自分から申し込みたい、と意思表示してくれた最年少の生徒さん。

もちろんOK!

 

この日は基本のきをテーマに

座学も入れたレッスン。

 

ちょっと難しいかなあと思ったのですが

誰よりもメモを取ってるではないですか。笑

 

途中の野菜の味見でも

土を感じます、なんて感性豊かな表現は大人顔負け。

 

苦手なインゲンの皮の部分が

katie styleのyoutube、

インゲンのサラダの回で

くたくたに煮てニンニクと塩とオリーブオイルで食べたら

美味しくてインゲンが好きになった、と言ってくれました。

 

うれしい〜。

 

観てくださった方のお一人でも

こういう方がいらっしゃったということが

どれだけ励みになるか!!

 

試食の後の感想が

野菜にこんなに匂いを感じたことはなかったです。って。

 

お母様がおっしゃるには

最近お水もミネラルウオーターを導入し

お野菜もナチュラルハーモニーの宅配を始めたのだとか。

デザートで出した

オーガニックメロンのアイスクリームに

ミニトマトの蜂蜜漬けのせ。

 

美味しい、と感激してくれて

家に帰ったらすぐにこれを作りたい!って

言ってくれました。

 

一つ一つのお料理に対しても

これはこうしたらどうなるのかって実験してみたいと

何気なく呟く小学4年生。

 

将来、何になりたいの?

って聞いたら

日本橋にある〇〇布団で働きたい、と真顔で話してくれたのが

可愛かったな。

 

帰りたくない、また来たいって

喜んでくれてありがとう。

 


レッスンの再開についてのお知らせ。2020.6.2

4月、5月とお休みしてきた

お教室ですが

6月いっぱいこのまま

お休みさせていただくことにしました。

 

既にレッスンの予約をしてくださった方たちから

ご相談の連絡をいただくのですが

やはりまだ

様子をみましょうか、という声も

多くいただきます。

 

ほとんどの方が

電車でいらっしゃるし

テーブルを囲んでのレッスンは

ソーシャルディスタンス、というわけにも

いきません。

 

7月の予定を入れましたが

人数を減らして行いますし

仮予約とさせていただきます。

 

また皆様と

笑顔で

おいしいパンを焼き

おいしいお料理を一緒に作り

たくさんお喋りができる日を

楽しみにしています。


パン教室を復活させた理由。2020.3.2

27年前にパンを始めて

小さなお教室を開いてから24年目になろうとしています。

 

大手のパン教室からスタートした学びは

そのあとシニフィアン・シニフィエの志賀シェフ、

ロティオランの堀田先生、

わいんのある12ヶ月の高橋雅子先生と

素晴らしい先生に恵まれて

家庭のオーブンで焼くパンを

たくさんの方たちに伝えてきました。

 

でも10年ほど前に

自然栽培という食材、概念に出会って

少し違和感を感じるようにもなったのです。

 

パンて

小麦粉と塩と酵母、それに水があればできます。

 

大部分を占めるのは

もちろん小麦粉です。

 

ポストハーベストをしていない国産小麦なら大丈夫?

イーストじゃなければ天然酵母?

シオは?

サトウは?

 

そんな素材がとても気になりだしたのです。

 

自然栽培とは

農薬も肥料も使わない農法です。

 

調味料も自然栽培の食材に

天然の菌で作るものがほとんど。

 

同時に

そんな自然栽培のおやさいを広めたい、

この美味しさを知ってもらいたい、と

お料理を伝えることのボリュームがふえて

パンを作ることが減っていきました。

 

ここ何年もあまりパンを食べずにきてしまいました。

 

とはいえ

kateiさんのパンが好き、

素材にはこだわらなくていいから

パンを教えて、という方たちも多くて

いつも安心で安全でおいしい素材を探し求めてはいました。

 

でね、

出会ったんです。

 

北海道の農家さんの

自然栽培の小麦粉。

 

小麦粉そのものはもちろんですが

作りやすい小麦粉とは

どこで、どんな製粉をしているのか。

 

昨年の冬ころから

何度も何度も焼いています。

 

レシピはシンプル。

 

そしてこれが美味しい!

 

自然栽培の小麦粉のパンっていったら

よく自然食品店にあるような

硬くて、ちょっと酸っぱくて、

ポソポソっとしたパンを想像してませんか。

 

いやいや

ふつう、普通にパン屋さんで売ってる粉で作ったみたいです。

 

酵母は

天然菌のマルカワさんの自然栽培米麹で起こして

天日塩と

使うならオーガニックシュガーを、

油脂は動物性なら中洞牧場のバター、

植物性ならアサクラのオルチョサンニータ、

水は鹿児島の樵のわけ前をつかうことで

いままでの経験を凝縮し

いろんなものを削ぎ落とした

究極のパンが生まれたのです。

 

これに

アサクラさんの扱う

イタリア、クリスチャンの

古代小麦粉ファッロも仲間入りです。

 

これは

広めねば!

 

またそんな気持ちがフツフツと湧いてきました。

 

是非パンを焼きにいらしてください。

 

2回いらしたら

失敗しないでパンがやけるようになります。

 

3回目で

いろんなアレンジ、バリエーションができるという

手応えを感じることができます。

 

買うより

家で作るパンが美味しいって

思っていただけるお教室です。