今日はひなまつり。2022.3.3
お雛祭りにちらし寿司を。
毎年、2月の和暦新年を迎えた後にお雛様を飾ります。
わたしが生まれた時に父と母が買ってくれたのでもう半世紀以上前のおひなさま。
まるっこいお顔のお内裏様とお雛様に
五人囃子や三人官女のほか家来たちが総勢13人。
転勤族だったので度重なる引越しでケースが壊れたり、小物が壊れたりしてるのですが
段ボールの端っこに書かれた相合傘のパパとママより、の文字を見るたびに
いつも胸が熱くなります。
何かを食べて子どもの頃を思い出したり
どこかの場所に行って誰かと一緒だったことを思い出したり
視覚、味覚、聴覚、触感、嗅覚から思い出すものが誰しもあると思います。
わたしがお雛様を飾って感じるのは
生まれた頃のこと。
もちろん、記憶はありません。
でもね、父と母が赤ちゃんのわたしをあやしているシーン、
一緒にお雛様を買いに行って初節句をお祝いしてくれただろうシーン、
そんな場面を想像してしまうのです。
若かりし頃の父と母を想い、
そんな両親の元に生まれて幸せだな、と再確認させてくれるお雛様。
今夜はちらし寿司を作ります。
ハマっ子の両親の味付けは甘辛味。
干ししいたけとにんじんと切り干し大根を甘辛に煮て酢飯に混ぜ
錦糸卵を散らしたら完成。
海鮮を乗せたらさらに豪華になりますね〜。