Blog Katie Styleのブログ

季節の手仕事 金柑の蜂蜜漬け2022.3.9

季節の手仕事
金柑の蜂蜜漬けです。

よくあるのは金柑の蜜煮といってお砂糖で甘く煮ておくものなのだけど
お砂糖の甘さはちょっと、と思ったので
先に金柑を茹でて種を丁寧に取って蜂蜜漬けに。

ほろ苦い金柑の皮と蜂蜜の甘さがなんとも言えずに美味しい保存食です。

そのまま食べたりサラダに混ぜたり
ソースにしたらお魚料理でもお肉料理でも合います。

今年は春の訪れが少し遅いようで
春野菜や山菜はもうちょっと先のようですね。
いまある旬のものを有り難くいただくことにします。


高島屋Loop にてイベント2022.3.7

玉川高島屋の屋上階にLoopという会員制のサロンがあります。

先日こちらで天然のお魚と自然栽培のお野菜を味わう会がありました。
お魚にも旬があってお魚で季節を感じるっていう感覚がなかったのですが
高島屋さんに入っている中島水産さんの店長からお話を聞き
これは皆さんにも知っていただきたい、とコラボさせていただきました。

この日のメニューは 
天然の桜鯛のカルパッチョ
帆立とヤリイカ、自然栽培の野菜のサラダ アンチョビケッパーソース
そして桜鯛のアクアパッツアです。

身がしっかりとあって一年で一番美味しいのが今、という鯛。

そしてこんなに大きいのです。
天然のお魚ならではの青いアイシャドーもはっきりと見えて感激!

デモンストレーションでサラダのソースと
アクアパッツアを作りました。

お魚ボックスのあとはレモンアイシングのクッキーとオーガニックルイボスティで
質問コーナー。
初めてご参加の方、当日飛び入りの方に特に喜んでいただいて
嬉しかったな〜。

次回は4月16日14時から
スローコーヒーの代表、小澤陽祐氏を迎えて
オーガニックコーヒーの飲み比べ、淹れ方、選び方など
コーヒーを使ったスイーツをいただきながらのお話会です。

これからお申し込みフォームのできると思います。
ご興味のある方はスケジュールを空けておいてくださいね。


ノスタルジーを思い切り感じた日2022.3.6

所用で横浜へ。

横浜は故郷であり、もの心ついた頃から目に焼き付いている風景でもあります。
父も母も横浜だったので親戚もみんな横浜。

用事が済んだあとすぐに帰宅するつもりが
良いお天気で気持ちよかったせいもあってプラプラと歩いてしまいました。

ここは伊勢崎町の不二家レストラン。
入り口を入るとポップコーンが弾けたような匂いがして
中にはいると大きな大きな壁画があった、ような。

ホットケーキかチョコレートパフェを注文して
お土産にペコちゃんの棒についたチョコレートを買ってもらっていたな。

少し歩くと日本大通りに父が仕事していた場所があり
その先にホテルニューグランドがあります。

ここも思い出の場所の一つ。
小学生の時に父と二人でフレンチに行き大人扱いされ
超緊張したのが昨日のようです。

山下公園に浮かぶ氷川丸は大好きな遊び場だったし
赤い靴の女の子の銅像は物哀しくて見るたびに涙がでちゃいます。

そして最後は元町。

故郷って誰もがそんなノスタルジーを感じる場所なんだろうか、と想いながら
自分の原点を感じた日になりました。

まだ片付けてないお雛様。
早くきちんとお片付けしよう。


今日はひなまつり。2022.3.3

お雛祭りにちらし寿司を。

毎年、2月の和暦新年を迎えた後にお雛様を飾ります。
わたしが生まれた時に父と母が買ってくれたのでもう半世紀以上前のおひなさま。

まるっこいお顔のお内裏様とお雛様に
五人囃子や三人官女のほか家来たちが総勢13人。
転勤族だったので度重なる引越しでケースが壊れたり、小物が壊れたりしてるのですが
段ボールの端っこに書かれた相合傘のパパとママより、の文字を見るたびに
いつも胸が熱くなります。

何かを食べて子どもの頃を思い出したり
どこかの場所に行って誰かと一緒だったことを思い出したり
視覚、味覚、聴覚、触感、嗅覚から思い出すものが誰しもあると思います。

わたしがお雛様を飾って感じるのは
生まれた頃のこと。

もちろん、記憶はありません。
でもね、父と母が赤ちゃんのわたしをあやしているシーン、
一緒にお雛様を買いに行って初節句をお祝いしてくれただろうシーン、
そんな場面を想像してしまうのです。
若かりし頃の父と母を想い、
そんな両親の元に生まれて幸せだな、と再確認させてくれるお雛様。

今夜はちらし寿司を作ります。

ハマっ子の両親の味付けは甘辛味。
干ししいたけとにんじんと切り干し大根を甘辛に煮て酢飯に混ぜ
錦糸卵を散らしたら完成。
海鮮を乗せたらさらに豪華になりますね〜。


自然栽培のおやさいに想うこと2022.2.28

12年前に自然栽培のお野菜に出会ってから
家でいただくお野菜、レッスンや仕事で扱うお野菜は自然栽培、と決めています。

自然栽培にもいろいろな定義があるので一口に農薬不使用、肥料不使用とはいえませんし
肥料といっても植物をベースにした草を土に漉き込んだり、刈った草や収穫しきれなかった野菜たちを
発酵させたものを堆肥としたものは自然栽培のカテゴリーには加えています。

また自然栽培ならなんでもいいか、といったらそんなこともなくて
やっぱり育てていらっしゃる農家さんのお人柄とか環境も大きいのかなあと感じていますので
自然栽培 Katiestyle基準といったところでしょうか。

こちらは埼玉の橋本農園さんのカリフラワー。
写真だとわかりませんが拳の大きさしかない小さなカリフラワーです。
でもとっても美味しいの。

生でも食べられちゃうくらい柔らかくて甘くって
ほんの少し茹でたら葉っぱも丸ごと食べられる美味しいカリフラワーです。

youtube ではこのカリフラワーをサブジにしたものをアップしていますので
お時間のある時に検索してご覧くださいね。

大きさが明らかに一般に販売されているものと違ったり
葉物でもワイルドだったり、カタチがまばらだったりするのが自然栽培のお野菜だけど
でもそれも自然なことですよね。
もちろんとってもきれいなお野菜もたくさんあります。

まずは美味しいこと。
そしてそれが安心安全なこと。

端境期のいま、お野菜の種類は少ないけれど
明日から3月。
きっと里山からふきやわらびが届いて
畑からは菜花たちが届くのでしょう。

レッスンやイベントでは自然栽培のおやさいをたっぷりと使ったお料理をお出ししています。
3月は5日土曜日15時からは二子玉川高島屋のタカシマヤloopにて
高島屋ファーム×中島水産の旬の天然のお魚とお野菜をいただく会、
3月12日土曜日11時からKatiestyleサロンにてJewel cafe
3月26日土曜日11時からNハーベストの代表鈴木さんによるスパイスカレー講座
3月27日日曜日は時間未定ですがスローコーヒー主催の岡山の活き牡蠣を食べる会があります。

興味のある方は是非お問い合わせください。
どのイベントも美味しいがいっぱい詰まっています。

youtubeはkatie style より検索してご覧くださいね。


食事会2022.2.24

リクエストがあるとレッスンではなくて食事会、開催しています。

大皿料理の時もあればお一人づつコース料理にすることもあるのですが
コース料理にするのはメニューの組み立てやお皿のセレクトと勉強になるので
敢えてコースにすることが多くなりました。

果物からスタートして
アンティパストフレッドはフレッシュなお野菜、
アンティパストカルドは温かい野菜料理。

そしてスープ、畑のプレート、メインと続きます。
お米や麦も食べてもらいたいから最後はご飯もので締めて
ドルチェへ。

畑のプレートでその時々の自然栽培のお野菜を出すので
メインはお魚料理。

お魚ももっとたくさん食べてもらいたいから
天然のお魚を探して季節を感じる旬のお魚を一皿。

最後はごはん。
これは懐石料理と一緒ですね。
でもこんな風にお野菜が半分以上たっぷり入ったベジごはんです。

この日は差し入れのドルチェも多かったので
充実のドルチェプレート。

お腹がいっぱいでも
素材のいい甘いものはお腹にもストンと入っていきます。
コーヒーはスローコーヒーn


極上の牡蠣フライ2022.2.17

こんがり揚がった牡蠣フライ。

牡蠣フライは好きですか?
わたしは子供のころ好き嫌いが激しくて牡蠣フライなんて20歳を超えても食べられませんでした。
アレルギーとかあたったことがある、とかじゃなく口にしたことがなかった食べ物。

それが何がきっかけだったのか、いつからなのか
今は大好きなお料理の一つ!

不思議ですね〜、人の味覚って。
外食の牡蠣フライは牡蠣も揚げ油も合わないので食べられないけど
これは岡山の一歩さんの活き牡蠣で一旦蒸した後に
アサクラさんのジェンティルロッソ、サルヴェのたまご、オーガニックのパン粉を絡ませて
オリーブオイルのわら一本で揚げるという極上の牡蠣フライです。

この牡蠣フライが食べたくてまた注文しちゃいました。
今度は広島瀬戸内海の海龍丸、シゲさんの牡蠣。

彼もまた牡蠣漁師さんとして化学的な餌は一切与えずに一つ一つの牡蠣を手仕事で育ててらっしゃる方。
応援も兼ねて毎年買わせていただいています。

岡山の瀬戸内と広島の瀬戸内。
どちらもとっても美味しいのですが味や濃くは違います。
水や海流の流れが違ったら味も違うのは当たり前のことですよね。

お野菜だけじゃなく海の物も山の物もお肉も直接農家さんから買えるなんて
幸せなことです。
明日かな〜、明後日かな〜。
届いたら即効で牡蠣を蒸してオイル漬けや牡蠣フライにしよう。


バレンタインは自分のために。2022.2.14

今日は2月14日バレンタイン。

日本の慣しではないし、ビジネスから生まれたものであることは
大人として重々承知ながらイベント好きとしてはやっぱり特別な日です。

だって好き、という気持ちを堂々と伝えられる大義名分のある日だし
仕事している時はお世話になった人たちに感謝を伝えられる日でもあったから。

娘たちが学生時代は徹夜で一緒にクッキーを焼いたりチョコを作ったりして
ラッピングが終わる頃には東の空が明るくなったっけ。
昨今はレッスンを通して簡単で美味しいチョコレートのお菓子をお伝えしています。

特に男子のママたちはとっても喜んでくれて
焼いたスイーツをきっと可愛くラッピングしてご主人や息子さんに渡すんだろうな〜。

ここ数年、私は極上のチョコレートを自分のために一つ買ったり作ったりしています。

デパートの特設コーナーに並んでいるこの時期限定の芸術品のようなチョコレートを選んで
自分のために買うんです。
でね、家に帰りスローコーヒーのディカフェを挿れてゆっくりいただく。
大好きはわたしのためにね。

あ、独立して暮らしている娘たちは今日どうやって過ごしているんだろう。
ちょっと気になるところではあります。

 


プライベートレッスン2022.2.12

プライベートレッスン。

初めてのレッスンをプライベートで開催しました。
厳密にいうとレッスンではなくウチでごはんを食べていただいたことがあるから
初めまして、ではないのですが。

既に自然栽培のお野菜やお米を食べていらして食の意識がとっても高いご夫妻でしたので
お野菜の美味しさをいかに引き出すかにフォーカスしておはなししながら
デモンストレーションさせていただきました。

このことについてはどう思いますか?とか
はなしは農業や畜産、海産物から器、着物まで。

リクエストにも対応させていただきながら楽しい時間を過ごさせていただきました。

プライベートレッスンでは器も通常のレッスンでは使わないスペシャリテを。
このプレートの他にシンプルコーヒープリンをドルチェに
スローコーヒーのディカフェを挿れました。

katiestyle では通常は自然栽培のお野菜料理のレッスンを
リクエストにお応えして古代小麦ファッロを使ったパンのレッスン、
オーガニック素材のスイーツレッスン、
イタリアのチェチ(ひよこ豆)とマルカワさんの自然栽培米天然の生麹、アサクラさんのコンチェンとラーとを
使った味噌のWSも開催しています。

グループ(4名以上10名まで)でも個人でも対応させていただいています。
お気軽にお問い合わせくださいね。


大寒のタマゴでココット2022.2.10

大寒のタマゴって知ってますか。

一年で一番栄養価が高くって縁起のいいのだとか。
何となく聞いたことはあったけど何がいいのかまでは知りませんでした。

鶏さんもこの寒い時期はタマゴをなかなか産まないそうです。
だから貴重なタマゴで栄養価もギュっと詰まっているのだとか。
そして黄色い黄身は縁起の良い色としても認知されてますよね、だから
縁起の良いタマゴでもあるんだそうです。

偶然、今年の大寒の日に私は秩父のイタリアンレストラン、Salve にいました。
Salveはシェフ自らが農家として野菜を育て、鶏を育てその野菜やタマゴでお料理をすることで
有名なお店で1日がかりなのだけど通っているお店なんです。

行く時はいつも『もしタマゴがあったら買いたい』ってお願いをするのですが
運がよければ購入できる貴重なタマゴ。
それが大寒の日に産んだタマゴだから、といって分けてくださったのです。

殻が硬くって黄身も白身も弾力を持っているかのようなしっかりしたタマゴ。
黄身の色はもちろんレモンイエローです。
生卵はちょっと苦手なので茹でタマゴにして、目玉焼きにして、
そしてココットにしていただきました。

ココットは本来生クリームたっぷりの中にタマゴを落としてオーブンで焼成するのだけど
マッシュルームをじっくりと炒めてトマトのパッサータで味を整え、
そこにタマゴを落として大さじ1くらいの生クリームをかけてオーブンで焼きました。

時間と温度の見極めが難しいのだけど
ちょっと半熟のココットが出来上がり!

これだけで満足しちゃう美味しさです。

youtubeのkatiestyle で作り方を配信しています。
是非ご覧くださいね〜。